目隠し将棋は、盤面を見ずに符号(▲3四歩のような棋譜表記)だけで指す将棋の練習法です。プロ棋士が席上対局の余興でやってみせるあれですが、本来は誰でも段階的に練習できるもので、頭の中に盤面を思い浮かべる力──いわゆる脳内将棋盤を鍛える方法として古くから知られています。読みの力、符号の運用力、局面記憶がまとめて鍛えられます。
CPUと1対1の5五将棋を、符号入力だけで指します。目隠しは3段階: レベル1「見える」は普通に盤を見ながら符号入力に慣れる段階。レベル2「駒伏せ」は駒の位置だけ見えて種類が伏せられます。レベル3「目隠し」で盤が完全に隠れ、脳内の盤だけが頼りになります。対局中いつでも切り替えられるので、「怪しくなったらレベルを下げる」でかまいません。詰むか投了すると答え合わせ──盤が現れて、全棋譜と一緒に振り返れます。
いきなり9×9の本将棋を目隠しで指すのは、プロでも簡単ではありません。5五将棋(5×5盤・王金銀角飛歩の6種)なら、局面の情報量が本将棋の約3分の1で、脳内に盤を保持する負荷がちょうど入門に向いています。ルールは本将棋と同じ(成り・持ち駒・詰み)なので、ここで身についた「脳内で駒を動かす感覚」はそのまま本将棋に持ち帰れます。
このゲームは符号がそのまま操作方法です。▲や筋・段の読み方があやふやな方は、先に符号の読み方で座標の仕組みを押さえてください。読めるようになったら、棋譜並べと本ツールの往復が、脳内将棋盤のいちばんの鍛え方です。